なぜ介護職に転職したのか、その理由を簡単なアンケート調査してみた

介護職に転職した人(考えている人も含む)を対象に「なぜ介護職に転職しましたか?」という簡単なアンケートを取ってみました。

結論ありきでこのアンケートをまとめるなら、「介護職は通年通して人手不足で、求人も多く簡単に転職できるから」という意見がかなりありました。この辺が介護は誰にでも出来る職業と言われる原因の一つでしょうか。

以下年代別のアンケートです。

設問は「性別」「年代」「前職」「転職理由」の4つです。

介護職への転職:10代

「男性」「現在:専門学生で居酒屋のバイト」
まず、介護をしている方はほんとに愛情のあるひとなんだとほんとに心から介護されてる方を尊敬しています。
そんな優しい心のある人になりたい、そう思いました。
※介護職に従事しようかと思案中の学生さんです。


介護職への転職:20代

「女性」「前職:アパレル関連の販売職」
就労のための補助金を利用して、介護のヘルパー2級資格を取った後、学校から仕事の紹介があり、条件に合っていたから。


「女性」「前職:介護福祉士(特別養護老人ホーム)」
介護職から介護職へ転職しましたが、転職前の職場が人手不足なうえに残業が多い職場でした。
土・日曜日休めて夜勤がないデイサービスへ転職しました。

「女性」「前職:卒業アルバム制作会社」
もともとはイラストやデザインの仕事を地元でしたいと思っていたのですが、田舎の為、なかなか思うような仕事につけませんでした。特に他にやりたいこともなかった為、補助金が貰えた介護職に転職しました。

「女性」「前職:介護職」
元々福祉系の大学に通っていたこともあり、ある程度の知識は持っていました。その上で、介護現場は人手不足のところが多く、就職しやすそうといった点もきっかけの一つになりました。

「女性」「前職:運送業の事務職(電話誘導)」
介護業界は人手不足で転職することは簡単だと思いました。直接人と関わることができる仕事なので転職を決めました。

  • 「女性」「前職:広告系の会社の営業職」
    人手不足で、確実に雇ってもらえるため。介護職はこれからもずっと需要があるし、資格があればどこでも働けると考えたから
  • 「女性」「前職:薬品関係の事務とテレアポイントメント」
    転職経験はないですが,仕事復帰する際に考えています。高齢化社会で一番需要があり,現在募集も多いので未経験でも転職しやすいと思ったからです。
  • 「女性」「前職:レディースアパレル販売業」
    人のためになる仕事がしたかったのが1番の理由です。話を聞くのも好きなので、もしかしたら向いているのかなぁと思いました。

介護職への転職:30代

「男性」「前職:電気関係会社事務員」
単純に人で不足ですぐに受け入れてくれる先があったから。加えて、大学で介護関係の資格をとっていたのでそれが役立つから


「女性」「前職:工場の製造行程」
介護の仕事に興味があり、自分にも向いているのではないか、高齢化社会なので不況知らずなのではないかと思って転職しました。

「男性」「前職:ガソリンスタンド」
仕事がなかったのと、ホームヘルパー2級の資格を職業訓練で取得したため。
自宅より近いのも転職のきっかけです。

「男性」「前職:食品製造業」
介護は需要が高く、これから高齢化がさらに進めば、職に困らないというメリットがあるから、資格を取って、働きたいと思ったからです。

「女性」「前職:ホテル受付マネージャー」
需要があるのと、勤務時間がホテルの受付より自分の希望に沿ったものだったから。いいことも悪いこともありますが、職場の雰囲気はいいです。

「女性」「前職:訪問診療医と介護職への勉強会講師」
正直介護業界を志望してはいませんでした。入社後、会社が訪問介護事業メインだと知りました。なり手が少ないので採用面接では隠されていました。でもやっている内にやりがいを感じるようになりました。

「女性」「前職:サービス業(携帯販売)」
自分にスキルがほしかった事と、高齢者と関わる事が好きだったからです。主人の祖母が要介護になり、何かお義母さんのお手伝いが出来たらいいなと思い、介護の資格を取り介護職に就きました。

「女性」「前職:病院で看護師」
ともと看護師をしていましたが、医療行為の多い緊迫した現場が苦手で、介護職として働くようになりました。時給は下がりますが、結婚してそこまでバリバリ稼がなくても良くなったことも理由です。

「女性」「前職:パン屋さんの調理補助」
初めは、介護職の会社の調理補助で応募したんですが、希望の曜日が合わずに支援員として採用されたのが初めのきっかけでした。
でも、してみるとやりがいもあり自分に合った仕事だと思いそのまま続けています。

「女性」「前職:検査受託サービス業の会社にて臨床検査」
元々福祉科の高校で学んでいたが、医療関係から携われることがないかとバイオテクノロジーの分野へ進み、卒業後は臨床検査業務に従事したが、やはり直接人と関われる仕事がしたいと思い、転職を決意した。

  • 「女性」「前職:介護職正社員で東京23区内の施設」
    自分の祖母に死ぬ前に何もしてあげられなくて介護の職業についたら祖父の面倒を少しでも見てあげられるのではないかと考え、転職しました。
  • 「女性」「前職:障害者福祉施設(入所支援施設)」
    人と関わる仕事がやりがいがあって良さそうだったから。元は保育関係の仕事に興味があって、似ているかなと思ったから
  • 「女性」「前職:不動産会社事務」
    身内に介護が必要な人間がおり、将来のこと(自分でのステーションの開業)を考えて資格をとって起きたかったから。
  • 「女性」「前職:医療事務、ホテルフロント係、郵便局アルバイト」
    父の知り合いが介護施設(グループホーム)を経営しており紹介を受けた。その後、職業訓練を受講し介護福祉士を取得したので正社員として介護職に転職した
  • 「女性」「前職:デパートにて事務」
    子育てに余裕が出てきたので職探ししているのですが、将来に介護の経験があるといいという考えと、多少融通の効く仕事場があったので決めました
  • 「女性」「前職:事務職、介護職、工場作業員」
    祖母が介護が必要な状態になり、介護に興味を持ち始め、資格を取るだけのつもりだったのですが、介護職にも興味が出てきて転職しました。
  • 「男性」「前職:理系の大学院生」
    現在、介護職への転職を検討しています。老老介護を間近でみる機会があり、介護職の必要性を身にしみて感じるようになったためです。
  • 「女性」「前職:飲食店アルバイト・工場への派遣社員」
    今まで派遣・アルバイトなどしか経験がありませんでしたが、福祉の仕事には小さい頃から興味があったので就職先に自分には介護の仕事が向いているんじゃないかと思いました。
  • 「女性」「前職:一般事務」
    シングルマザーで子どもがまだ小さいため、資格も経験も不問で働く場所も多くあるので融通が利くと思ったからです。
  • 「女性」「前職:アパレルで販売」
    祖父が施設に入っていて、そこの職員さんが皆さんとても素敵で、イキイキと働いているのを見て、介護職に興味を持ちました。
  • 「女性」「前職:事務、コールセンター」
    勤務時間等の調整を可能にしている求人が多く、体力がある内に経験しておくと、スキルや情報が自分の親の介護時に役立ちそうだと思います。
  • 「女性」「前職:食品の店頭での販売員」
    就職難の時代だったので他の職種で採用される可能性は低かった。
    介護職は人手不足なので、就職口に困らなかった。
  • 「男性」「前職:経理と営業」
    今後の高齢化社会となる未来を見据えて介護職へ転職しようと思いました。理由としてはいち早く転職することで後輩が入社してきても楽になるだろうと思い転職しました。

介護職への転職:40代

「女性」「前職:テレホンオペレーター派遣社員」
介護のお仕事に大変興味があったからです。私も母親の介護をしていく中で大変さが分かりました。転職できて良かったです。


「女性」「前職:保育園で臨時」
元々は保育士をしていたのですが、少子化・高齢化が進んできている現状で、圧倒的に働く場所に困らないだろうと考え、転職しました。

「女性」「前職:靴などの販売員」
昔から興味がありました。
周りにも介護職の人がいたので、自分もしてみたいという思いは前からありました。

「女性」「前職:臨床検査を行う会社の営業事務」
前の会社を転職し、職探しをしていた時、求人サイトで時給高めだったのが、介護職の求人でした。もともと福祉に興味があり、医療系の専門学校を出ていたので、これもご縁かもしれないと思い、転職しました。

「女性」「前職:看護師、介護職、現在看護師」
自分や旦那の親が介護が必要になった時に、初心者だとただアタフタしてしまいそうだからです。できるだけ負担なく介護ができ、介護される側も快適に過ごせるように基本的な知識と技術を身につけたいと思いました。

  • 「女性」「前職:看護師、介護職、IT業界のシステムエンジニア」
    親の介護が必要になり、介護の勉強をしたことがきっかけになり、介護職へ就て働きたいと考えるようになりました。
  • 「女性」「前職:アルバイト」
    やはり転職するハードルが、低そうだと思ったし、たくさん募集があったので、どこかに引っかかるかなと思ったから。
  • 「女性」「前職:事務」
    私のおばあちゃんが認知症が入り、老人ホームに預ける話も出ていたのですが、小さい頃お世話になたのと、可哀想でもあったので自分で見る事にしました。
  • 「女性」「前職:事務職」
    都会で事務職に就いていたが、体調不良で地元に帰ることになり仕事を探しましたが、介護職の仕事しかなかった。
  • 「女性」「前職:旅行会社」
    夫の転勤の関係で、田舎に引っ越しをすると働ける仕事は介護職ばかりでした。免許もとってはいたので、選択肢がなく転職しました。

介護職への転職:50代

「女性」「前職:経営コンサルタント会社」
母の介護をしていて大変ですが、少しでも母と同じような他のお年寄りの方の力になれればいいなと思い、転職しました。


「女性」「前職:公立中学校の非常勤講師」
新しい仕事を探していたところ近所で働けるところがなく知り合いの紹介があったのがたまたま介護職だったから。

「女性」「前職:旅行会社(空港での案内業務)」
若いころから老人ホームなどでお年寄りのお相手をする仕事をしてみたいと考えてました。なかなか出向くことができなかったけど、最近行く機会があり、仕事として今度は行けるよう勉強中です。

「女性」「前職:総合病院の病棟看護師」
総合病院で看護師をしていました。夜勤が体力的にきつくなったこと、高齢者の患者様が入院生活を送っているうちに気力や生活のハリをなくしていく姿を見ていて、自分自身もつらくなってきたから

介護職への転職:60代

「女性」「前職:不動産会社で宅建主任」「※検討中」
まだ転職していません。検討中です。
友人が、いままで自分は人のためになることを何もしてこなかった。このまま人生終わってしまってはなさけないと思い、介護の仕事を始めました。やりがいのある仕事のようです。

MEMO
アンケート前は、数は少ないけど数名は転職された方はいるのだろうと思っていましたが、定年後の再就職に介護職を選択される方は少ないのかも知れません。また雇用する側も体力面も含めて年齢的に採用しづらいのでしょうね。

35才が転職リミット?

転職年齢は35歳程度が限界などと言われることがあります。アンケートの結果でも転職した人は30代,40代の方が多いことが分かりました。中でも30代での転職は圧倒的です。

ただし介護関係の転職についてはもう少し高いように感じます。これは介護業界の人手不足が関係しているのだと思います。

他業種からの転職も多い

イメージとしては、スキルアップ、待遇面での向上を求めて介護から介護という人が多いのかもと感じていましたが、他業種からの転職が意外と多いです。

中には前職を続けた方かいいのでは?と思う人もいましたが、これは人それぞれ考え方が違うので一概にはいえませんが「より介護職が魅力的?」だということでしょうか。

転職理由

「介護に興味にがあった」「自分に向いている」「親の介護をする時のためにスキルが欲しかった」「お年寄りの力になりたい」「補助金が貰えたから」「人手不足ですぐ採用してもらえるから」「人手不足で転職することは簡単」「転職するハードルが低い」「介護職は不況知らず」「自宅から近かったから」「なんとなく」などなど転職理由は様々です。

中でも「介護職は不況知らず」はこれから益々高齢化社会になるので言い得て妙です。また「人手不足ですぐ採用してもらえるから」「人手不足で転職することは簡単」「転職するハードルが低い」などという回答もありまさに現在の介護業界の実状を表しているのかも知れません。

てん

しかし「なんとなく」という答えがかえってくるところは今どきといえば今どきですね。

あとがき

サンプル数が少ないので多少正確さに欠けるところがあるかも知れません。ただ転職先に介護職を選択する人は一定数いることは確かなようです。

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