介護業界転職で好待遇で迎え入れられたいなら少なからず資格は必要になる

介護の資格には様々な種類がありますが、キャリアパス順に大きく分類すると介護職員初任者研修、介護福祉士実務者研修、介護福祉士、認定介護福祉士となります。

介護職キャリアパスの第一歩、介護職員初任者研修

中でも介護職員初任者研修は最初にとるべき資格です。在宅・施設で働く上で必要な知識・技術を修めた事で与えられるこの資格を得る事で、業務的には食事や入浴、排泄の支援といった介護者の身体に触れる身体介護、外出の支援、介護者宅への訪問介護が可能になります。

仕事の幅が広がる事で給与や資格手当がつく場合もある他に、転職先も無資格時よりも好待遇な社会福祉法人、医療法人が運営する事業所が候補に含められるようになります。以前は等級の分かれたホームヘルパー資格や介護職員基礎研修がありましたが、制度が変わり、この介護職員初任者研修が最も新人向けの、基本的な介護資格となりました。

初めての介護業界への転職!望まれる資格とは「3分類の介護形態」

資格を得る事での変化その1「初任者研修から実務者研修」

まず初任者研修を取得する事で、介護職員として働く上で必要な基本的な知識と技術を習得、指示を受けて業務が実践できる、という証明となります。次の介護福祉士実務者研修は、初任者研修の上位にあたり、より幅広い介護ができる技術を習得していること、指示を受けるだけでなく新たな課題や技術の習得を自ら実践していく能力がある証明となる資格です。

初任者研修の受講項目は9科目130時間に対し、実務者研修は20科目450時間です。初任者研修には受講カリキュラムの終了後、1時間の筆記試験が課せられていますが、実務者研修には修了試験の実施事務はありません。どちらも国家資格ではありませんが、平成27年から実務者研修は、国家資格である介護福祉士を目指す上では修了必須の資格となりました。

資格を得る事での変化その2「介護福祉士」

介護福祉士の取得には、実務者研修資格を持っている他にも、介護業務に3年以上関わる実務経験が必要です。条件を満たした上で国家試験を受験し、合格することで介護福祉士となります。国家資格なので社会的な信頼性は実務者研修よりも高く、転職時にも有効な資格であると同時に、好待遇での就職に欠かせない資格でもあります。

ある有料老人ホームでの給与比較では、正社員では初任者研修が月給200,000円に対して介護福祉士は月給240,000円、パート・アルバイトでは初任者研修が時給1,100円に対して介護福祉士は時給1,300と、どちらも明確に金額差が生じています。介護職に長く勤めている、転職を検討する時期にいると考えた時、取得を検討するべき資格と言えます。

資格を得る事での変化その3「認定介護福祉士」

この認定介護福祉士とは、介護福祉士の上位資格ではありますが、国家資格ではありません。決して簡単に取れる資格ではなく、介護福祉士資格取得から5年以上の実務経験、さらに日本介護福祉会による資格取得の主条件によれば、実務経験7~8年以上、介護現場でのチームリーダー実務経験、居宅・居住系サービス双方での支援経験を満たした上で、認定介護福祉士養成研修による600時間の講義受講が求められます。

これら全ての受講にはおよそ1年半程度かかるとされ、受講する団体によっては日程の差異があるのであらかじめ確認しておきましょう。

キャリアパスとしては最上位に位置しており、介護福祉士がチームリーダーであれば、認定介護福祉士はそれを統括するキーパーソンとなる立ち位置、チーム連携やケアを行う能力や知識がある事が求められます。これは実際にそうした役職につかなければ必ずしも好待遇が得られる資格ではありません。しかし転職においては介護福祉士よりも有利に働き、600時間の受講を経た高い能力がある証明になるという大きなメリットがある他、今後の需要が増していく資格であると期待されています。

資格を得る事での変化その4「転職に役立つ、好待遇が望める資格とは」

ここまで、キャリアパスを積む上での流れを説明しましたが、介護資格はこの一本道だけではありません。管理者となる為のケアマネージャー資格や、介護専門の事務職のノウハウが得られる介護事務資格もあります。

現場の業務における資格は更に細かく分かれており、高齢者に笑顔と生きがいを与える能力育成を目的としたレクリエーション介護士、視覚障害や知的障害のある要介護者の外出をサポートする移動介護従業者・ガイドヘルパーといった10以上の資格が存在します。

専門性の高い知識や技術の習得は、介護業界への就職や転職するにあたり歓迎され、好待遇が期待できます。また、介護福祉の国家資格ではありませんが、介護現場で活躍できる他分野の国家資格も存在します。介護施設の生活相談員となる社会福祉士・精神保健福祉士資格や、看護職員となる看護師資格、施設で食事を作る調理職員の栄養士・調理師資格がそれにあたります。他業種からの転職の場合、こうした国家資格もまた活躍できる場を得られる要素となるでしょう。

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